なかなか天気が安定しない季節になってきました。
どーも、ボクです。
雪が降り続く日でも、少しの晴れ間を狙って釣りがしたいものです。
そんなタイミングを狙いつつ、釣りに役立つ「防水スプレー」の活用方法を紹介します!
タックルはいつもキレイに
釣りにおいて、タックルはいつも綺麗に使い、綺麗に片付けたいというこだわりがあります。
まず大前提として、
「魚釣りが好きなくせに、何言ってんの!?」と思うかもしれませんが、魚の匂いが嫌いなんです!
一緒に釣りをした事がある方なら知ってると思いますが、魚が釣れても釣れなくても、釣行後は必ず使用したタックルをすべてその場で水洗いします。
車に水を常備しているので、いつでもどこでも水洗いが出来ます。
たとえ、雨が降ろうが雪が降ろうが、どんなに眠くてもです。
これだけは、徹底してます。
でも、釣りなので、どうしても魚の匂いや汚れはつきものなんですよねぇ〜。
その魚の匂いや汚れを軽減してくれる便利アイテムが、「防水スプレー」です。
防水スプレーの種類
防水スプレーには、「フッ素系」と「シリコン系」の2種類がある。
フッ素系の特徴
主成分は、撥水性能があるフッ素系樹脂。
対象素材表面にフッ素系樹脂を毛羽立たせるような状態にすることで、水や油を弾く働きがある。
細かく毛羽立った樹脂本体がたくさん集まることで、水や油を表面で転がすようなイメージ。
対象素材表面をコーティングしている訳じゃないので、対象素材表面がこすれたり汚れたりすると、フッ素系樹脂が剥がれ落ちやすくなる。
- シリコン系よりも、撥水性は高め
- シリコン系に比べ、価格が少し高い
- 水分と油分を弾く
- 繊維の点をコーティングするので、通気性が良く蒸れにくい
- 通気性が必要な、靴やウェア、革製品におすすめ
- 摩擦の影響で、効果の持続性が弱い
- オールマイティーに使える
上記の特徴はあくまで一般的なものなので、各製品毎の仕様、対象素材、使い方によってその性能が変化するので注意が必要です。
シリコン系の特徴
主成分は、撥水性があるシリコン樹脂。
対象素材表面を油性のワックスでコーティングすることにより、水を弾く働きがある。
(シリコン樹脂が油性なので、油を弾く効果は期待できません。)
フッ素系樹脂でコーティングすることにより、対象素材表面に染み込みやすくなり、持続性が高い傾向にある。
- フッ素系よりも、持続性がある
- 水分を弾く
- 繊維の面をコーティングするので、通気性が良くないため蒸れやすい
- 素材に染み込みやすいため、効果が持続する
- フッ素系に比べ、価格が少し安い
- 通気性を気にしない、傘やカバンにおすすめ
- 変色したりシミになりやすいので、革製品には向かない
上記の特徴はあくまで一般的なものなので、各製品毎の仕様、対象素材、使い方によってその性能が変化するので注意が必要です。
釣りに役立つ防水スプレーのおすすめな使い方
釣りに役立つ「防水スプレー活用事例」を紹介します。
ゴアテックス(GORE-TEX)
ゴアテックス(GORE-TEX)とは、内側からの水蒸気は通すが外側からの雨や風は通さないという特徴があります。
- 外側から雨や風の侵入を防ぐ
- 汗をかいても、通気性に優れてるので内側が蒸れない
- 熱は外に逃さないので、内側はあたたかい
ゴアテックス(GORE-TEX)の素材自体、優れた通気性や防水性能も備わっている。
あえて使うならフッ素系の防水スプレーがおすすめ。
ゲームベスト、フィッシングバック
特に通気性が必要というわけでもないが、摩擦による持続性が気になるところ。
キャスティングやルアーチェンジの際、動きが加わるとどうしても対象表面が擦れてしまう。
持続性を考えるとシリコン系の防水スプレーがおすすめ。
ランディングネット
魚を取り込む際に必要なランディングネット。
魚を掬った後、その場ですぐ水につけ、バシャバシャと洗う事により魚のヌメリがある程度洗い流されるため、魚臭くなりにくい。
この方法でも問題ないが、ランディングネットを使う前に防水スプレーをひと吹きしておくと、魚の臭いが大幅に軽減される。
持続性を考えるとシリコン系の防水スプレーがおすすめ。
メジャーシート
釣った魚をメジャーシートの上に乗せるため、ランディングネット同様、魚の匂いが最も付きやすい。
洗い方もランディングネットと同じように、その場でバシャバシャと水洗いすることで魚のヌメリがある程度洗い流されるため、魚臭くなりにくい。
がやはり、メジャーシートも使う前に防水スプレーをひと吹きしておくと、魚の臭いが大幅に軽減される。
持続性を考えるとシリコン系の防水スプレーがおすすめ。
まとめ
今回、使用した「防水スプレー」(セメダイン製)は、フッ素系とシリコン系が混合のハイブリッド防水スプレー。
ウェア、帽子、防寒着、いろんな素材があるので対象素材の特徴に応じて使ってみることをおすすめします。
用途に応じて、フッ素系とシリコン系を使い分けて、快適な釣りを楽しみたいですね!
Enjoy fishing !
そんな感じ。